12月5日（土）、氷雨に紅葉が映えるさいたまキャンパスにおいて、令和2年度伊奈町学校開放講座（後期）第3回目を対面で開講し、上尾市からの受講生1名を含む町民等32名が受講しました。

今回は、『抗加齢的生活』という演題で井上裕子教授による1時間の講義を行いました。

受講生の皆様には、万全の感染症対策のもと、安心して受講していただくために、第1回、第2回目に引き続き、検温、手指の消毒、マスク着用、体調確認、そして十分なソーシャルディスタンス維持にご協力をいただきました。

 

 

講義を始める前に、井上講師からこれまでの経歴や自らの専門分野について簡単に触れていただいた後、本題に入りました。

 

 

初めに、井上先生からアンチエイジング医療について、美容の観点だけではなく自らが積極的に取り組む医療であり、健康長寿は意志・知識をもつことで、初めて手に入れられるものだという話がありました。続いて抗加齢医学（アンチエイジング医学）の考え方の歴史的変遷や老化のメカニズムについて、写真やグラフ等を用いて分かりやすく解説を加えました。最後に井上先生から、「健康の秘訣は笑顔」で「幸せな人ほど長生き」をキーワードに、今日から誰でも日常生活で実践できる“具体的な方法”について説明があり目からウロコでした。

受講生の皆様は、ポイントとなる箇所にマーカーを引いたり、「なるほど」と大きく頷いたり、各々が真剣な眼差しで講義を聞いていました。井上先生の女性ならではの穏やかな語り口調に終始落ち着いた雰囲気の講義となりました。

 

 

講義後のアンケートには、「ポジティブな生き方のヒントがたくさんあった」、「大学で開講される講義にまた参加したい。」、「健康の秘訣は笑顔、早速実践したい」等多くの喜びの声が寄せられました。

 

今回で、本年度最後となる伊奈町学校開放講座・後期第3回目も、第1回、第2回目と同様に恙なく終了することが出来ました。

 

この場をお借りまして、スタッフ一同心よりお礼を申し上げます。
また次年度以降も伊奈町学校開放講座のアンケートを元に、町民の皆様に喜んで受講していただける講座を開講できるよう務めてまいります。