高大連携校の埼玉県立常磐高等学校で特別講座(薬理学)を行いました。
12月3日(木)に教養・基礎薬学部門の齋藤博准教授が、埼玉県立常磐高等学校の看護科3年生に「アルコールの体内代謝」の高大連携出張講義「大学連携特別講座(薬理学)」を実施しました。
常磐高等学校は、平成27年7月に高大間の最初の連携協定を締結した高等学校で、3年間の看護科と2年間の看護専攻科の5年間一貫教育で看護師を養成する専門高校です。
例年は生徒が本学を訪れ、講義室や研究実習棟で4つの講義・実習を受講していましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、1つの実習講座に規模を縮小し、高校へ本学講師を派遣する形で行いました。
受講した74名の生徒達は、約90分に亘る大学教員による薬理学の実習講座に目を輝かせ、実験を大いに楽しんでいました。短い時間ではありましたが、この特別講座を通して、立派な看護師になることを期待しております。本事業は、医療系高大の連携活動として大変意義があり、今後も継続してまいります。