薬学科 在学生

6年間、毎日遊んで・飲んで・はしゃいで過ごす大学生活を想像していました。

松本慧音さん

薬学科 5年生

東海大学付属諏訪高等学校出身

どのように学校や学科を選びましたか?

高三の夏まで進路を決めておらず、行きたい所・やりたいことがありませんでした。そろそろ進路を考えないとと思った時、友達から「薬学部へ行けば?」と言われました。その日のうちに薬学部のことを調べてみたら、6年生の大学ということを知りました。当時の僕の想像していた大学生活は、毎日遊んで・飲んで・はしゃいで過ごす大学生活だったため、それを6年もできると考えたら最高に楽しい大学生活を送れると思い、薬学部に行こうと思いました。

入学前と入学後で、学校生活に対するイメージは変わりましたか?

想像していた大学生活とは天と地の差がありました。入学してすぐに、薬学部は毎日遊んでいては進級できないと感じました。そして、僕はろくに勉強してこなかったため、大学の授業について行けませんでした。「ベンゼン?」「安息香酸?なにその四字熟語?」みたいな感じでした(笑)。当然のように、大学に入ってすぐ行われる実力試験では、下から10番目ぐらいの成績でした。このままではまずいと思い、1年生のとき大学で朝6時から大学が閉まる22時まで高校生の範囲の勉強から大学の範囲の勉強をしました。その結果、テストの順位は安定し、ストレートで5年生まで来ることができました。

今後の進路は、どのように考えていますか?

卒業後の進路は何も考えられていないし、働きたくないのが今の正直な気持ちです。しかし、そうも言っていられないのが現実です。なので少しずつですが、興味を持てる会社へ行き、説明会を聞き、どうしたら自分の希望する職場にたどり着けるか、ということを模索している最中です。
やりがいなのか、給与なのか、労働条件なのか、決め手は様々あると思いますが、6年間という長い期間勉強に励むからには、自分自身が納得できるような薬剤師になりたいと考えています。

後輩たちへメッセージ

受験生の皆さんは、僕みたいにふざけた理由で薬学部を志願していないと思います。薬学部はどれほど大変なのか、薬剤師がどういった職業なのか事前に調べていると思います。事前に調べることで薬学部のことを知り、覚悟を持って薬学部に臨んでいることでしょう。あとは、「薬剤師になりたい」「ストレートで卒業する」といった強い気持ちを持ち続けていれば大丈夫です。自分を信じてファイト!!

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